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岡山県立高校入試に採点ミス

2014年3月28日 jukutyou | コメント(0) | トラックバック(0)

県立入試の合否発表の後、驚きのニュースが流れた。

今季より取り入れられた2月の特別入試において採点ミスがあったというのだ。
そして、もっと驚きなのが、どの問題で起きたのかという報道が一切ないことだ。

一番詳細に伝えられている記事でも次のようなものだ。
(朝日新聞DIGITALニュース岡山 3月21日付)

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県教委は20日、県立高校42校で2月13日に実施された特別入試で、
35校の受験生391人について採点ミスがあったと発表した。
ミスは410カ所に上り、最大で10点多く採点された受験生がいたが、
すべて合否に影響はないとしている。
県教委は「複数の教員で点検していたが、相互に依存し、チェック機能が
働いていなかった」としている。

ミスの内訳は、論述問題などの部分点の誤りが211件(51・5%)で、
誤答に点を与えたのが95件(23・2%)。正答なのに点を与えなかった
ケースも55件(13・4%)あった。
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最大で10点もの幅がありながら、すべて合否に影響ないとされている。

いずれにせよ、問題と解答を公表し、どういった採点ミスがあったのか
具体的に公表すべきである。
大学入試などで採点ミスがあった場合、最低でもこのような公表を行うのが
普通だ。
県教委は見習うべきである。

また岡山県としての対応もいかがなものか。
少なくとも県のホームページで説明すべきである。
『報道発表資料』のどこにも公表されていないし、教育委員会のページの
どこにも見当たらない(2014年3月27日現在)。
まるで無かったかのようである。 

岡山県知事は、『入試というのは特に人の人生を変えることですから、
ここについては真剣に、これまでも真剣にやってたというふうに言われる
かもしれませんけれども、人の人生を左右しているんだという自覚を持って
真剣に取り組んでもらいたいと思っています』。
と記者会見や、その後の校長会で訴えていたが、本当にそう思う。

原因の一つとして、校長会側からは『スケジュールに無理があった』など
という、信じられない言い訳もあるようだが、県教委にはきちんと対処して
貰いたいものだ。

岡山県の中学校や塾関係者も他人事のように聞いていてはいけない。
きちんと説明を求めて行くべきであろう。

 

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