講師が中学時代に読んだ本④
2009年6月23日 jukutyou | コメント(0) | トラックバック(0)
第4回は谷口先生(二十代女性)のを紹介します。 ※注意事項
まず、谷口先生が面白かったと評価した作品は次です。先生の
コメントをそのまま掲載します。
「星の王子さま」のコメント
「愛とは」、「生命とは」といった、人生においても大切な
事柄について考える『きっかけ』となった。「大切なもの
は、目に見えない」。子供から大人へと成長していく過程
で、自然な形で実感できるのでは。
「ガリバー旅行記」のコメント
小人の国や巨人の国、宮崎駿アニメ『天空の城ラピュタ』
のイメージの元にもなった。日本も登場します。風刺や
政治と難しく捉えずに冒険ものとして楽しめる。
「ロビンソン・クルーソー」のコメント
『機関車先生』等でも有名な伊集院静さんが書いたもの
が講談社から発売されています。こちらもおすすめ。
「車輪の下」のコメント
『エリート養成学校』である神学校に入学し、人々から将来
を嘱望され、期待に応えるために自らの欲望を押し殺して
きた少年。心身は疲弊し、神学校を退学。挫折感と、劣等感
に押しつぶされ、自暴自棄になっていく。
受験生にはその心情がよくわかるかも。
「ハックルベリー・フィンの冒険」(上・下)のコメント
『トムソーヤの冒険』の続編であるため、冒険ものとして楽し
めます。少年主人公ハックの目線で描いた自由と奴隷制、
道徳心を問う作品だと思います。
「だめだこりゃ」のコメント
「ドリフ」のリーダーの著書です。特にこの作品をすすめる
訳ではありませんが、芸能人の本だからと敬遠しないで、
気軽に楽しんでほしいと思ってあげました。
目の前の障害をどう乗り切ってきたか、が勉強になるの
では?
次は谷口先生が面白くない、って思った本の紹介です。
「こころ」のコメント
中学生の時に読むには、内容が暗く、ネガティブ過ぎたため?
「或る女」のコメント
やはり、中学生の時に読むには余りに悲劇的だったため?
漱石の「こころ」は、評価が分かれてはいますが、これまで3人が
その名をあげてきました。
どっちにしろ、中学生には凄く印象に残る作品ということができる
のではないでしょうか。
次回は石野先生のを紹介しましょう!
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