講師が中学時代に読んだ本①
2009年6月20日 jukutyou | コメント(0) | トラックバック(0)
他の講師のを紹介する前に、言いだしっぺから公表しないと。。。
その前に、ちょっと注意事項を。
このことを踏まえたうえで、見ていってくださいね。
それでは始めていきましょうか。 まずはこれですね。
上巻、中巻を中学生の頃に読んだと思います。高校以降に全巻通して
何回も読んだ本です。
今思い返しても、誰もが少年時代に経験するような心の動き(例えば
自分の行為の本質を大人に見透かされた時のバツの悪い様子など)
が本当に上手く描かれています。
大人が読んでも、思春期の心の揺れを再認識できるでしょう。また
子供との接し方や見守り方など参考になるかも知れません。
下村湖人が生涯をかけて残そうとした作品というだけあって、少年
期の心理描写は特筆ものです。はじめて読書で心を動かされたのが
この作品です。
小学生にはこっちの方が向いているでしょうね(表紙で判断)。
あと、面白くてシリーズを夢中になって読んだのが、コナン・ドイル
の名探偵シャーロックホームズでした。
まだまだあったと思いますが、当時本屋に並んでいたのを全て
読破したと思います。ホームズの洞察力に驚嘆しながら読んで
ました。
長い文章を読むのがイヤ、読みやすくて面白い本がいい、と
思っている人におすすめなのが、星新一の作品です。
どれも短編構成で、SF物が多く面白いです。
あと、芥川龍之介の作品も面白いな、と思ったものでした。
独特の世界観があって不思議な感じがしたのを覚えています。
逆に、当時の私が「面白くない」と思ったのが、超有名な次の作品
です(ごめんなさい)。
「吾輩~」は、最初の書出しには惹かれましたが、当時は大人社会が
よくわからなかったのでしょう。途中で放り投げてしまいました(笑)
今、データベースのレビューを見ると「面白い」のオンパレードです。。。
私にとっては、もう少し成長してから読んだ方がよかったのかも知れ
ません。
「坊ちゃん」は最後まで読んだと思いますが、記憶に残っているのは
中村雅俊さんが主演した映画のシーンだけです(笑)。
漱石では、次の作品の方がまだ面白いと思いました。
あと、シャーロックホームズが面白かったので、漫画「ルパン三世」
で身近に感じていた「怪盗ルパン」も絶対面白いに違いないと期待し
て読んでみた覚えがあります(期待は大きく外れましたが)。
特に ルパン対ホームズ なんか、
タイトル見ただけでもワクワクしますよね。
ホームズの作者コナン・ドイルも少しはかかわっているだろう、と
勝手に思って手にしましたが、書き手が違うとこうも読み易さ、面白
味が変わってくるのか、と思ったのを覚えています。
残念ながら「ルパン」シリーズは当時の私にはまったく面白くなか
ったです。
そのほか、宮沢賢治や太宰治なんかも読みましたが、それは他の
方にゆずりたいと思います。
第一弾はこんな感じです。次は浦上先生のを紹介しますね。
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