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講師が中学時代に読んだ本⑥

2009年6月24日 jukutyou | コメント(0) | トラックバック(0)

第6回は西田先生(四十代女性)のを紹介します。 ※注意事項

西田先生が面白かったと評価したのは次のような作品です。先生の
コメントをそのまま掲載します。

「贅沢貧乏」のコメント
  森鴎外の長女、森茉莉のエッセイです。萩原朔太郎の娘さん
  である萩原葉子と仲が良かったらしく、彼女も文章の中に何度
  も登場します。
  切りつめた経済状況の中で、少女趣味とも見える耽美主義的
  な生活を、苦心してひねり出すあたり、思わず吹き出してしま
  う可笑しさがあります。
  読点の打ち方や、文中むやみにフランス語を入れこむなど、
  多少ペダンチックなクセがありますが美しい日本語で書かれて
  います。

「フランクリン自伝」のコメント
  自分を律する方法が学べます。
  アメリカ建国期の政治家ベンジャミン・フランクリンの自伝です。
  成功哲学の古典とも言われています。

「大地」のコメント
  1巻~4巻まであります。”生きる力”をテーマに描かれています。
  作者パールバックはアメリカ人ですが、幼いころ両親と共に
  中国に渡り、ずっと暮らしていたため、故国のアメリカを理解す
  る以上に中国人を理解し、愛していました。
  この作品を書いた理由の一つには、文学という形で中国の実情
  を訴える目的もあったようです。

 

 

「赤毛のアン」のコメント
  カナダのその時代の生活や、料理、手芸など興味深い
  ですし、アンが周りの人すべてを良い風に変えていく
  様子が感動的です。

「吾輩は猫である」のコメント
  滑稽でおかしみがあります。

 

西田先生からは、面白くなかった作品は知らされていません。
それなりに面白さを見出す優しい方なのだと思います。

またまた出てきましたね、漱石の作品。
「吾輩は猫である」、西田先生は私と違い、面白かったようです。
あくまで主観ですから、こういった違いは出てきます。
 

さて次回は松本先生です。

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